FOOMAは大盛況のうちに3日目を迎えました。
今年は天候にも恵まれ、通路も人が歩けないほどの様相です。
さて、今回の出展機 SX600Nは、このFOOMAで発表した新商品です。
エンドシーラー機構はボックスモーション
コンベヤ機構はアタッチメントタイプとベルトタイプの二種類を用意しています。
SX600N-a はアタッチメントタイプのコンベヤを搭載したモデル。
今回は旭金属様の小袋投入機をコンベヤに接続しています。
脱酸素剤や乾燥剤などの小袋を自動投入出来る大変便利な設備です。
手袋をして作業をする場合の多い製品の取扱の際に、薄い脱酸素剤を取り扱うのは非常に大変ですよね。
そういう場合に小袋投入機は大活躍します。
そして、今回はトレー入りのバームクーヘンを包装しています。
SX600Nシリーズは「オンデマンド運転」や「パックレス」という名称で呼ばれるシステムを搭載しています。
これはコンベヤだけを単独で動かし、製品が搬送されてきたら包装機本体が連動して動作する仕組みで、生産ラインへの接続に大変便利です。
また、製品供給が不安定になりがちな作業の場合に包装資材の無駄遣いが少なくなります。
フィルムを取り付ける部分を弊社ではスプールシャフトと呼んでいますが、このスプールシャフトも従来から作り替えました。
ハンドルで開閉できる固定機構を設け、フィルムの幅に合わせて機構の中心にセットできる様になりました。
フィルム幅が変わる段取り換えも便利になります。
こちらはSX600N-v 本体は共通でコンベヤがベルト搬送式になっています。
今回は小さめのあんパンを2個1袋に包装するデモンストレーションを行っています。
トレーを使わなくても2個ずつを包装出来ます。また、ベルトに乗って搬送されるので製品のお肌が柔らかい場合でも優しく搬送出来るので安心です。
SX600N-vにはEDM様のサーマルプリンター(日付等印字装置)を搭載してみました。
製造年月日や消費期限、原材料表示など様々情報の表示が必要とされる昨今ですが、そういうニーズに対応するのがサーマルプリンター等の印字装置です。
これまで当社のサーマルプリンターは取付位置が少し高い位置にあり、手が届きにくい不便さがありました。
SX600Nシリーズではこの取付位置を低く変更し、より便利に設定や清掃を行える様になりました。
SX600Nシリーズは様々な機能を盛り込みながら、コンパクトな包装機に仕上げてあります。
機長はいずれも3mを大きく下まわり、重量も500Kg台と軽量です。
中小の工場から店舗内の包装ニーズにも対応する仕様となっております。
是非弊社ブースへお越し頂き実機をご確認ください!
FOOMA Japan2018は6月15日(金)まで開催しております。
東京ビッグサイト東七ホール 7T-02 でお待ちしております。
営業推進課 柚山